特徴

  • ブラウザだけで手軽に Rubyのプログラミングをはじめることができます。
  • Rubyの構文で HTMLの Canvas APIの機能を利用することができます。
  • グラフィックスやゲームなどのクリエイティブなアプリケーションを作成することができます。
  • 作成したプログラムは、画像や音声データも含めた単一の HTMLファイルとして
    保存することができます。
  • プログラムが保存された HTMLファイルは rbCanvas用のエディタで読込みができるほか、
    エディタを介さずにそのままブラウザ上で実行することもできます。
  • 構文エラーや実行時エラーなどが発生した場合にはブラウザ上にそのエラーの内容が出力されるため、
    デバッグ(プログラムの修正)作業がしやすくなっています。

おもな機能

  • 基本図形の描画(2D, 3D)
  • 画像の読込みおよび描画
  • 文字列の表示
  • マウスおよびキーボードのイベント処理
  • 座標系の移動・回転・拡大/縮小
  • ボタンやスライダーなどのユーザインターフェース用パーツの利用
  • 音声ファイルの読込みおよび再生 (v0.4.0~)
  • 機械学習による画像認識処理 (v0.4.0~)
  • コンソールアプリケーションの作成 (v0.4.0~)

留意事項

  • エディタ上でのファイルの保存や読込みなどの挙動はブラウザの種類や
    設定内容に依存するため、ブラウザ間で操作性が同じにならないケースがあります。
  • Opalを用いて Rubyから JavaScriptへの変換をしているため、
    本来の Rubyの言語仕様とは異なる挙動になるケースがあります。
  • サーバ側での処理は一切なく、すべてクライアント側のみで
    スクリプトの処理がおこなわれています。
    そのため、実行時のパフォーマンス等についてはクライアントPCの性能に大きく依存します。

動作環境

OS ブラウザ 備考
Windows Chrome(推奨) / Firefox / Edge
macOS Chrome(推奨) / Firefox / Safari
Linux Chrome(推奨) / Firefox
Chrome OS Chrome(推奨)
Android
Chrome(推奨)


【参考】rbCanvas/p5のモジュール構成(概略)

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