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rbCanvas/p5を使うには、Rubyのインストールなどが必要ですか? |
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いいえ。 |
ブラウザとインターネット接続ができる環境さえあれば、 すぐに rbCanvas/p5を使いはじめることができます。 |
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rbCanvas/p5はどのような仕組みで動いていますか? |
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Opalや p5.jsといった JavaScriptのライブラリを利用し、 Rubyのコードを JavaScriptに変換したうえでプログラムを実行させています。 (基本的に、クライアント側だけで処理をおこなっています) |
→「【参考】rbCanvas/p5のモジュール構成(概略)」 |
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一般的な Rubyの仕様との違いはありますか? |
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はい。 |
rbCanvas/p5では、Rubyのコードは Opalによって JavaScriptに変換して実行されるため、 一般的な Rubyの仕様との違いとして下記のような点が挙げられます。
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基本的な文法(構文)は Rubyのどのバージョンに相当しますか? |
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Ruby 3.1に相当します。 |
rbCanvas/p5 のバージョン0.3.0までは内部で Opal 0.11.4 (Ruby 2.3に準拠)を使用していましたが、 rbCanvas/p5 のバージョン0.4.0からは Opal 1.4.1 (Ruby 3.1に準拠)が使用されています。 |
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コンソール(テキスト)ベースのアプリケーションも作成できますか? |
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はい。 |
エディタに初期表示されているテンプレートのコードを削除すると キャンバスが表示されなくなりグラフィック関連の処理が抑止されますので、 その状態からコードを記述すればコンソールベースのアプリケーションを作成することができます。 |
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putsや pなどのメソッドの挙動はどうなりますか? |
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それぞれ下記のようになります。 |
puts … ブラウザの画面上に値を表示します。p … ブラウザのデベロッパーツール上に値を出力します。 |
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画像ファイルや音声ファイルをプログラムで使うことはできますか? |
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はい。 |
使いたい画像ファイルや音声ファイルを選び、 rbCanvas/p5エディタ上にドラッグ・アンド・ドロップすると エディタ内にデータが取り込まれ、画面の下部にサムネイルとして表示されます。
あとは、画像や音声を扱うメソッドを使ってプログラム内で自由に処理してください。
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作ったプログラムは保存できますか? |
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はい。 |
作ったプログラムは、HTMLファイルとしてディスクに保存することができます。 また、保存した HTMLファイルをエディタにロードして編集しなおしたり、 デバイス(PCなど)上から直接実行することもできます。 |
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クラスやモジュールごとにプログラムを分けて作ることはできますか? |
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はい。 |
rbCanvas/p5エディタ上では、任意の名前をつけた仮想的なファイル(ページ)を いくつも追加していくことができます。
クラスやモジュールなど、まとまった単位のプログラムを
それぞれその中に書いていくことをお勧めします。 |
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エディタと同じ画面で実行結果を確認できませんか? |
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できます。 |
デフォルトの設定では、プログラムの実行結果は新しいタブ上に表示されますが、 [ツール]メニューの中の [実行画面]項目にチェックを入れた状態で実行すると エディタの右側が出力エリアとなり、エディタと同じ画面で実行結果を 確認することができるようになります。 |
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エラーが発生したらどのように出力されますか? | ||||||||||||||
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エラーの内容および発生箇所が下記のように出力されます。 | ||||||||||||||
構文(シンタックス)エラー … rbCanvas/p5エディタ上にダイアログが表示され、そこにエラー情報が表示されます。 実行時(ラインタイム)エラー … 実行中のプログラムによる描画などクリアされ、そこにエラー情報が表示されます。
なお、実行時(ランタイム)エラーについては、下記の種類のものが検知されます。
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エラー発生箇所の表示がおかしいかったり、 よくわからないエラーメッセージが表示されるときがありますが? |
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rbCanvas/p5の内部的な不備により、プログラムの内容等によっては エラーが十分に捕捉できないケースがあります。 |
今後、継続的な課題として改善していく予定です。
なお、エラーに関連する情報がブラウザの開発者ツール上に出力されている可能性がありますので
[F12]キー(Chromeの場合)を押すなどして開発者ツールの出力内容も確認してみてください。 |